みなさんこんにちは!エネジオです
今回は日本のエネルギー事情について4つのポイントに分けて解説します
①エネルギー自給率の低さ
現在日本は、エネルギー資源のほとんどを海外からの輸入に頼っており、エネルギー自給率の低さは日本が抱えるエネルギー問題の1つです。
“エネルギー自給率が低さ“の一番の問題は、国内のエネルギー供給の不安定さにあります。
②再生可能エネルギー拡大への課題
気候変動への対策として期待されているのが、温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギーです。
国内で発電できるため、エネルギー自給率を改善できるというメリットがありますが、
日本は普及への課題を抱えているので、様々な種類の補助金などで対応しています。
③化石燃料への依存
なぜ化石燃料への依存が日本にとって問題になるのか…
化石燃料に依存する第1の問題は、温室効果ガスを排出する点です。
化石燃料が抱える第2の問題は、輸入の多くを中東地域に依存している点です。
中東地域には政情が不安定な国も多く、政変や紛争などが発生すれば、日本へのエネルギー供給に支障が出る恐れがあります。
第3の問題点として、原油や天然ガスの価格は、国際的な政治・経済要因によって乱高下する傾向があります。
化石燃料に依存していると、こうした価格変動の影響をまともに受けてしまいます。
④原子力発電所の稼働問題
日本では2011年の東日本大震災にともなう東京電力福島第一原発事故以降、多くの原発が停止した状況が続いています。
2022年2月28日時点で全国の原発のうち、再稼働しているのが10基、設置変更許可が7基、新規制基準での審査中が10基、未申請が9基、廃炉が24基となっています。
今後原発をどうしていくかは日本のエネルギーを考える上で避けて通れない問題であり、国内でもさまざまな議論が起きています。
すぐにすべての原発をなくしてしまうのは、エネルギー安定供給の面から見ても現実的ではありません。
最後に…
エネルギーは個人で選べる時代です。
日本が抱えるエネルギー問題に関して、私たち個人にできることは必ずしも多くないように見えますが、まったくないわけでもありません
例えば、化石燃料に頼らず、再生可能エネルギーから生み出される電気を使うことは、脱炭素への貢献方法の1つでしょう。
再生可能エネルギーを使う人が増えれば日本のエネルギー問題も少しずつでも改善に向かっていくはずです!