今こそ、ガスからオール電化へ♪

今こそ、ガスからオール電化へ♪

こんにちは!(株)エネジオです。

12月になり少しずつ寒くなってきましたね (>_<)

年の瀬が近づいています・・・

まずは、山口県宇部市で起きたガス漏れについてお話しします。

今こそ、ガスからオール電化へ♪

2025年12月4日、山口県宇部市で広範囲にわたるガス漏れが発生し、

少なくとも13か所で火災が確認されました。

ガス供給を行っている山口合同ガスによると、

午前4時頃にガス管内で圧力異常が発生したことが原因とされています。

圧力異常の影響

ガスの供給停止: 圧力異常により、約12,500世帯へのガス供給が停止されました。

これは、さらなる事故を防ぐための措置です。

火災の発生: ガス漏れに伴い、複数の小規模な火災が発生しました。

消防によると、ガスコンロからの炎が30センチほどに達する事例もありました。

今こそ、ガスからオール電化へ♪

住民への注意喚起: 当局は、ガス機器の使用を控えるよう呼びかけており、換気を行うことが推奨されています。

■ガスの圧力を調整する設備「ガバナ」

ガス漏れの原因は、ガスの圧力を調整する設備「ガバナ」に、異常が発生したことだとみられています。

この「ガバナ」、どういうものかというと、都市ガスは遠方まで届くように、

ガスの製造所から、高い圧力で送出されているということで、

このガバナが家庭で使用する際に必要な圧力にまで減らして、

安全に使えるようにする役割がある、ガスが家に届く前に減圧してくれているのです。

現在の状況

現在、ガス会社は原因の調査と復旧作業を進めていますが、

安全が確認されるまでガスの使用は避けるべきです。

新しい情報が入り次第、公式な発表が行われる予定です。

このように、山口県宇部市でのガス漏れは、

圧力異常が主な原因とされており、住民の安全が最優先されています。

今こそ、ガスからオール電化へ♪

そこで、ガスより安全なオール電化についてお話しします。

オール電化の仕組み

オール電化とは、その名前の通り住宅にある生活家電を

すべて電力によりまかなえるものにすると言う意味です。

具体的には、これまでガスを使用していた「ガステーブル」を「IHクッキングヒーター」に交換し、

ガス給湯器を「エコキュート」または「電気温水器」に変える。

また、石油ファンヒーターやガスファンヒーターを「エアコン」「床暖房」

「蓄熱ヒーター」などに交換することを指します。

さらに広義には「太陽光発電システム」などを導入し、

家で使う電力すら自宅で作ってしまうというものまで含まれます。

これによりこれまで必要だった、ガス代を0円にすることができ、電力の利用に一本化することができます。

ガスから電気に変える意義

そもそも、ガスを電気に変える事の意義としては、オール電化商品においては、

深夜の割安な電力を使用することができるようになります。

例えば、エコキュートや電気温水器、蓄熱ヒーターなどは深夜電力を使用して、

夜のうちに昼間の時間に必要な量のお湯や熱源を確保しますので、

電気代の節約にもなることがわかっています。

オール電化商品の簡単な説明

・IHクッキングヒーター
IHと呼ばれる電磁線を使った調理器具でガステーブルの代替品として用いられます。

電熱線による調理器具とは異なり、鍋やフライパン自身を電磁波により振動させ過熱するため、

本体は熱を発しません。また、熱伝導が非常に高くエネルギーロスが少ないのも特徴です。

・エコキュート
深夜電力と空気中の二酸化炭素を利用した給湯システムです。

室外にファンを設置し、そのファンが外気の熱を吸収し熱を発生させてお湯を温めます。

電力だけでなく、外の温度も活用するので、省エネルギーでお湯を沸かすことができます。

・電気温水器
電力のみでお湯をわかす電気給湯システムです。

エコキュートよりはエネルギー効率が悪いですが、給湯器としての価格は比較的安めです。

・床暖房
床下に、熱源を設置してそれを暖めることにより床全体を暖めることができる暖房システムです。

床暖房単体で導入することもできますし、エコキュートシステムと連結させることもできます

(エコキュートのお湯循環を床下にすることで無駄なく床を暖めることができます)

・蓄熱ヒーター
夜間の割安な深夜電力を使い、ヒーター内にある保温素材を熱しておきます。

この保温素材は長時間にわたり熱を発しますので、昼間の時間などに無駄な電気を使うことなく、

部屋を暖めることができるという比較的新しいオール電化暖房器具です。

今こそ、ガスからオール電化へ♪

オール電化のメリット
住宅をオール電化住宅にすることには、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

ここでは、オール電化住宅によるメリットを「安全性」「経済性」「エコロジー」の観点から解説します。

■安全性
オール電化のメリットの中でも「火」を使わないという安全性が指摘されます。

平成16年度の消防白書によると、建物火災の原因第一位は「コンロからの出火」とされています。

オール電化の場合、調理器具であるIHクッキングヒーターは

電磁線の働きで加熱しますので、「火」をまったく使いません。

そのため、コンロからの出火というリスクが最小限に抑えられることにより

高い安全性が担保されます。高齢者の多い住宅や子供の多い住宅で近年オール電化が普及しているのは、こうした背景があります。

■経済性
オール電化のメリットとして最も皆様の関心が深い項目の一つだといえる、オール電化の経済性も重要な項目です。

オール電化の場合、これまで別々だった電気とガスのエネルギー源を

電気に一本化することで、第一に基本料金の割引効果があります。

また、電力プランを夜間電力に変更して、夜間の割安な電力を使って

お湯や暖房の熱源をとることによりかなりの経済的なメリットを受けることができます。

電力会社の試算によると標準的な家庭で月間1万円前後の光熱費削減効果が期待できるとされています。

■環境(エコロジー)
オール電化において、直接的なメリットではありませんが、環境に対して優しいという特徴があります。

オール電化は電力の多くの部分を深夜電力を使っています。

では、なぜこれがエコロジーなのかというと、

電力会社は発電を止めることができないので(効率が大きく落ちるため)、

夜間であっても電気を作り続けるしかないのです。しかし、一般的に夜間は

消費される電力が少ないので電気が余っている状態なのです。

電気は保存できませんので、その分の電力は無駄となってしまいます。

しかし、オール電化住宅では、その余っている夜間電力を活用してお湯を沸かしたり

暖房の熱源を取得したりしているので、昼間に消費するはずの電力消費を抑えることができ、

電力会社が発電する総エネルギーを抑えることができるのです。

その他のメリット

■電気はライフラインとしての復旧が早い
オール電化の動力源は「電力」です。

電気・ガス・水道のいわゆるライフラインの中でも電力は

もっとも復旧の早いライフラインであるといわれています。

例えば兵庫県南部地震の際のライフライン復旧スピードは電力(7日)、

ガス(83日)、水道(90日)というように

電力が最も早く回復するライフラインです。
()内は復旧率100%達成までに必要となった日数。

■災害時は給湯器で貯めた水やお湯を別目的で利用できる
エコキュートや電気温水器の中には貯水タンクにためた水を生活用水としても利用することができます。

断水時や非常の際などは、エコキュート・電気温水器に貯めてある

数百リットルもの水を用水としても活用できます。
※2005九州電力環境アクションレポートによる。杉の二酸化炭素吸収量については、平成16年度森林白書を元に計算

オール電化住宅のデメリット
オール電化住宅には、様々なメリットがありますが、それと同時にいくつかのデメリットも存在しています。

ここでは、オール電化住宅における具体的なデメリットを分かりやすく説明していきます。

■昼間の電気代が高くなる
オール電化住宅では、光熱費の削減を図るために、

通常は深夜電力の割引をはかるために、深夜電力プランを利用します。

深夜電力プランの内容は各電力会社により異なっていますが、概ね昼間の電気代は通常より高く、

逆に深夜の電力は通常よりもかなり安く設定されているというのが一般的です。

そのため、家にいる時間が長い場合などは昼間も多くの電気を使うことになり、

結果的に電気代が高くなることがあります。

■調理器具(鍋)が限定される
オール電化における調理器具である「IHクッキングヒーター」は電磁線の働きにより

鍋自体を加熱することで加熱調理を行うのですが、

この電磁線が通過しない調理器具ではIHクッキングヒーターを利用することができません。

■ライフラインの一本化によるエネルギー不安
オール電化住宅では、家庭におけるエネルギーを電力一本でまかなうことになりますので、

例えば停電時などは全ての家電製品およびお湯、調理が不能になってしまいます。

ガスと電気に二本立ての場合、停電時に家電が使えないのは一緒ですが、

お湯を使うことや調理をすること自体は可能です。

■設備コストが高額
オール電化を導入する場合、既存の住宅に設置する場合工事費を含めると

80万円程度の費用となることも、オール電化導入のデメリットの一つです。

調理器具は15万円前後、給湯器(エコキュート)は50万円程度の値段となりますので、

割引があっても工事費を含めると80万円前後の導入費用がかかることになってしまいます。
※2013年現在、エコキュート等の値下がりにより、導入コストはおよそ50万円程度にまで下がっています。

今こそ、ガスからオール電化へ♪

★まとめ★
いかがでしたでしょうか。オール電化は火を使わない安全性や、

エネルギー効率の良さ、更に深夜電力を活用して電気代を節約しやすい点が挙げられます。

災害時のライフラインとしても活躍してくれるオール電化の普及は今後もますます進む見通しです。

安全性や利便性を鑑みると、これを機会にオール電化を導入する事を考えてみてはいかがでしょうか?

今こそ、ガスからオール電化へ♪

2025年もエネジオをご愛顧いただきありがとうございました。

12月28日(日)~2027年1月4日(日)までは

年末年始休暇とさせていただきます。

この期間に太陽光・蓄電池などの省エネ設備で

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年末年始のなにかとせわしい時期ではありますが、

どうぞ皆様、素敵な時間をお過ごしください🍀