
レアメタルという言葉をよく耳にすると思いますが、
では「レアメタルって何?」と聞かれると答えられないですよね。
レアメタルとは
産業界で流通量が少なく、希少な非鉄金属のことです。
これから脱炭素化を実現するうえで重要となる電気自動車や蓄電池に必要な存在で、身近なところでは、
・スマートフォン
・パソコン
・冷蔵庫
・洗濯機
などに使われています。
今回は、脱炭素化と密接に関係するレアメタルについて重要なポイントを確認していきましょう。
日本でのレアメタルの定義とは
「地球上の存在量が少ない、もしくは技術的・経済的な理由で採り出すのが難しい金属のうち、工業用需要がある(見込まれる)ため、安定供給の確保が重要なもの」
引用:経済産業省
レアメタルの種類
レアメタルには、
リチウム、ベリリウム、ホウ素、希土類、チタン、パナジウム、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、ガリウム、ゲルマニウム、セレン、ルビジウム、ストロンチウム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、パラジウム、インジウム、アンチモン、テルル、セシウム、バリウム、ハフニウム、タンタル、タングステン、レニウム、白金、タリウム、ビスマスの31種類があります。
レアメタルの産出国
レアメタルの中で需要が高いリチウム、コバルト、ニッケルの産出国は
・リチウム 1位 オーストラリア
・コバルト 1位 コンゴ民主共和国
・ニッケル 1位 インドネシア
となっており、海外からの輸入を多くしていることが分かります。
レアメタルの需要
レアメタルは、スマートフォンやパソコン、LED、自動車、太陽光パネルなど、今の日本や世界を動かしている重要な製品の材料として使われています。
日本への影響と取り組み
日本で立ちはだかるレアメタル問題
現状日本はレアメタル供給を海外輸出にたよっていますが、希少性の高いレアメタルは価格変動が大きく、世界の需要は高まる一方と予測されるため、近い将来に資源獲得の競争へ巻き込まれる未来が懸念されます。
日本がレアメタルを安定的に調達する為には?
・海外資源確保の強化
・レアメタルの備蓄
・レアメタルに代わる材料の開発
・リサイクル
・日本でのレアメタル採掘
終わりに…
レアメタルは電気自動車や蓄電池の必要素材となることから、世界的に掲げられている「脱炭素化社会の実現」という目標の達成に、不可欠な存在です。また、家庭や企業がエネルギー自給自足を目指す中で、蓄電池の需要が急激に増加しています。需要が供給を上回る状況が続いていることから、価格が上昇しています。
また、日本はレアメタルを輸入に頼っているため、今後はレアメタルの確保を強化していかなければ輸入国である日本は、いつか資源不足で窮地に立たされる事になるでしょう。